1【消費税増税(2019年)】住宅エコポイントが再開!
この記事では2019年の消費税増税時の景気対策である「住宅エコポイント(住宅ポイント制度)」の状況をお届けしています。
2019年10月に予定されている消費税の10%への増税にともなう景気対策で、一定の条件を満たしたマイホームの新築やリフォームでポイントが貯まる住宅エコポイント制度の再開、住宅ローン減税の拡充、住まいの給付金の実施内容が固まりました。
一定の性能を持つエコ住宅の新築やリフォームに対してポイントを発行する「次世代住宅ポイント制度の開始」は2018年年末に、住宅ローン減税についても2019年2月に閣議決定されて、順調に手続きが進んでいます。すでに実施内容の詳細も確定していて残すは国会での承認ですが問題なく3月末までに承認される見通しです。
住宅エコポイント(次世代住宅ポイント制度)について
住宅エコポイント制度は、これまでも消費税増税時の景気刺激策として実施されてきた実績がある取り組みで、所定の省エネ基準や技術基準を満たす住宅の新築やリフォーム工事を行った時にポイントがもらえる制度です。もらった住宅エコポイントは地域振興券や商品券などと交換したり、追加のリフォーム工事などに利用することができます。
2019年版の住宅エコポイントは、2018年12月21日に閣議決定されて国土交通省から「次世代住宅ポイント制度」という制度名称で概要が公表されています。
住宅エコポイント(次世代住宅ポイント制度)の概要
このようにもらえるポイントは、住宅の新築の場合、30万ポイント~35万ポイント、住宅のリフォームの場合は最大30万ポイントが上限となっています。
また、今回はこれまでの取り組みに若年層や子育て世代支援が追加されていて、一定の条件を満たすとリフォームでもらえるポイントの上限が引き上げられています。
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具体的なポイント付与数
それでは、具体的な付与ポイントを確認しておきましょう。今回はリフォーム工事の種類に「家事負担軽減につながる設備」が追加されて、「食器洗い乾燥機」「宅配ボックスの設置」「浴室乾燥機」に加えて、「掃除しやすいレンジフードやトイレ」の設置でもポイントをもらうことができます。
また、マンションにも適用されます。
つまり、まとめてリフォームすると追加で無料でリフォームできる個所を作る事も可能です。
例えば、住宅の建替でエコ住宅、なおかつ長期優良住宅を建築しますと35万ポイント(35万円相当)のポイントが貰えます。
このポイントで、エアコンを増やしたり、太陽光発電を増やしたりすることが出来ます。
受け取ったポイントの利用方法
発行されたポイントは、「環境」「安全・安心(防災)」「健康長寿・高齢者対応」「子育て支援、働き方改革(家事負担)」「地域振興」に資する商品などに交換できることとしています。具体的な商品は公募で募集し、応募があった中から選定することになっていますので、具体的な利用方法(交換可能な商品)の決定にはもう少し時間がかかりそうです。
今から住宅を探し始め、国会で承認されると同時に進めて行くのが賢い進め方かもしれませんね。
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